外壁塗装のツートンカラーは、シックなファッシン感覚で。

・外壁塗装とツートンカラー。

ツートンカラーとは、同系色のカラー2色を組み合わせて、全体の色のイメージを統一していくことです。

外壁の色は、住まいのイメージを決定づけるもっとも大きな面積ですから、このツートンカラーを頭の中に入れておけば、大きな失敗をすることがなくなります。

たとえば日本人がもっとも好む色というのはベージュです。

簡単に言ってしまえばこのベージュの色調(段数)を上げたり下げたりすることで、ツートンカラーは出来上がります。

実はこのツートンカラーという考え方は外壁塗装ばかりではなく、住宅のインテリアやファッション、お店の内装、飾りつけなどにも応用されています。

もっとも古くからあるコーディネートの考え方で、みなさんも無意識のうちにツートンカラー的色の組み合わせでアパレルを選んでいるのではないでしょうか。

シックなファッション感覚が外壁塗装におけるツートンカラーの基本といえます。

・遠近感をつくる外壁塗装のツートンカラー。

外壁塗装、住まいの場合のツートンカラーのつくり方は、ベージュの塗料に少しずつ白い塗料を調合していき、目的の色を何段階かの色調にあわせて完成させます。

絵を描くときに、茶色に白の絵の具を少量ずつ混ぜあわせていくのと同じ感覚です。

こうして出来上がった塗料をプランにあわせて住まいの外壁に塗り分けていきます。

色の塗り分けの原則としては、外壁に類するカ所の奥まったゾーンのところには濃いベージュを、表の通りから見て、いちばん手前にある外壁に当たるところには薄い色のベージュをもってきます。

いちばん手前になる外壁とは、敷地境界線に当たるブロック塀や木製の柵などです。

いちばん奥の外壁に類するカ所とは玄関(玄関扉)などです。

こうすることで佇まいに遠近感が生まれ、家並みとしてもきれい、広さと深みを感じられる家になります。

濃いベージュは屋根塗装には向いていますが、面積の広い外壁に使うと重苦しく暗いイメージになります。

・ツートンカラーでアクセントと奥行きリズム感。

濃いベージュはアクセントにも使えます。

たとえば窓枠や出窓の色です。

庭にベンチや縁台などがあるなら、そこに濃いベージュを使うといっそうの深み、リズム感が生まれます。

住まい全体のカラーは、これでも基本的にベージュ1色しか使っていませんが、最低でも3~4色程度の色調はつくれますので、住まいの色の表現力としては、申し分のない出来栄えとなります。

例題としてベージュを取り上げましたが、他のグリーンやブルー、赤、オレンジなどでも、同じ手法・同じ考え方でツートンカラーを楽しむことができます。